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学部・学科

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教育学部

学部長メッセージ

教育学部長
現代の課題に適応できる
保育者・教員の育成を。


教育学部
学部長 岡田 清一






 少子高齢化の進展とともに、地域社会はもちろん、家庭のあり方も大きく変化しています。そうした中、保育や教育、そして保育者・教員への期待も極めて大きいものとなっています。
 2015 年4月に新設した教育学部は、多様化し複雑化する現代社会において、さまざまな保育・教育的課題に適応できる保育者・教員の養成を目標とします。そのために、「特別支援教育を土台とした学び」「幼保一元化、校種間連携の学び」「東日本大震災復興への学び」の“3つの学び”と、「教科に関する専門性の育成」「実践的能力の育成」の“2つの育成”を柱として、社会で求められる質の高い保育者・教員を養成します。
 近年、学習や生活の面で、特別な教育的配慮を必要とする乳幼児や児童・生徒が増加傾向にあり、不適応を起こす子どもたちも少なくありません。現場で働く保育者・教員には、教育的支援の必要な乳幼児や児童・生徒への「気付き」、ニーズに応じた適切な支援と指導が求められます。本学部では、すべての学生の基盤として、特別支援教育の理念と方法を学ぶ機会を提供し、保育者・教育者に必要なきめ細やかな「気付きの力」を育むことをめざします。
 また、昨今社会問題化している「小一プロブレム」への対策として、幼小連携は大切な課題であり、互いの教育内容や教育方法を理解し実践できる人材の育成が急務です。幼児教育と小学校教育をつなぎ合わせた学びにより、子どもの成長を知り適切な支援ができる保育者・教員の養成も、教育学部の課題といえるでしょう。
 東北福祉大学の建学の精神は、「行学一如」(理論と実践の融合)にあります。大学で学んだことが机上の空論に終わってしまってはいけません。本学では保育施設や幼稚園、小・中・高校、特別支援学校における実習体験の場や、仙台市・宮城県七ヶ浜町の教育委員会と連携した児童・生徒への学習支援やボランティアの機会などを提供します。常日頃から大学での学びと学校・地域での実践を結びつけ、そのなかで試行錯誤する豊富な体験が、保育者・教員としての専門性を高める糧となるはずです。
 保育者・教員をめざすみなさんには、しっかりとした目標をもって学んでほしいと思います。明確な目標をもっていれば、壁に当たった時や挫折しそうになった時、自ずと答えは見つかることでしょう。みなさんのこれからの人生にとって、4年間の学びは必ずや大きな意味をもちます。深い知識、高い技術、豊かな人間性が三位一体となった保育者・教員をめざし、ともに学んでいきましょう。

3ポリシー

アドミッション・ポリシー
 保育・教育にかかわる者として、乳幼児・児童・生徒をとりまく日常生活や周辺環境で生じる諸課題を広い視野でとらえ、深く理解し対応できる力が必要になります。そのため、入学後の学修や実践に必要な基礎学力としての知識や実技能力を有し、それらを自律的な学修によって伸ばしていこうとする向上心と意欲、さらに保育・教育に貢献していこうとする使命感を有する学生の入学を期待します。そのため、アドミッションズ・オフィス(AO)入試では、基礎学力を第一次選考で課しています。第二次選考では、プレゼンテーション能力を、面接ではコミュニケーション能力をそれぞれ確認しています。

カリキュラム・ポリシー

 問題解決型学習や協同学習を積極的に活用し学士力向上をめざしていく科目を配置するのはもちろんのこと、保育士や教員としての情熱や責任感を育み、乳幼児・児童・生徒を理解し一人ひとりの気持ちによりそった対応ができるようになるうえで必要な、保育系・教育系・特別支援教育系の講義・演習・実習などを中心に配置しています。さらに、東北福祉大学のこれまでの実績をいかして、福祉系科目や心理学系科目等も幅広く学び、乳幼児・児童・生徒をさまざまな面から支援する方法を総合的に理解できるカリキュラムになっています。

ディプロマ・ポリシー
 「考える楽しさ」「学ぶ喜び」を育てる専門職として、乳幼児・児童・生徒一人ひとりの発達の特性を理解し適切に対応し、学んだ諸能力を現場で効果的・柔軟に発揮して実践を行い、乳幼児・児童・生徒や保護者を受容的に支援しながら、自らの「学び」を土台に、自ら考えたことや実践したことについて省察する能力を有する学生に学位を授与します。